献呈曲「空色のスペクトル」についてのエッセ風感想。

[空色のスペクトル]:私いかじゅうへの芸竜作さんの献呈曲。

この曲の転載は芸竜作氏の許可を得ています。
献呈曲:空色のスペクトルについて

 USJ人気はまずまずのようですね。
でもさすがにディズニーランドには勝てないようですが........
 全国各地のテーマパークも大分苦戦しているようです。
テーマパークというものが私はあまり言ったことがないので
よくわからないのですが、パレードというものは必ず行われる
のでしょうか。う〜んどうなんでしょうかね。
かれこれ10年以上も行ってないからわからないのです(^^;

 しかし、ある日の夜行われた大行進のパレードはすばらしいものでした。
記憶があいまいなのですが、ディズニーランドで見たあのパレードです。
 この記憶がふとよぎった理由は「空の色のスペクトル」を聴いたからです。
この曲を聴いて始めて思ったことはテーマパークのパレードです。
 しかもパレードの先頭で演奏する合奏団でしょうか。
内容は行進曲の風でありながらどことなくテーマを深く感じます。
 スペクトルというのは光の分散を意味するのですが
まったくそう思います。光というのはこの曲の構成楽器の一つ一つを
意味していてそれらの光が主張しあっている。
 そういったイメージが膨らんでくるではありませんか。  夜に眩い光を発しながら通り過ぎていく星たち........
スペクトルと夜の関係を夜間パレードに結び付けたのかもしれません。

 星の一つ一つはどのような光を放っているのでしょうか?
見てみたくなります。この世界に少し没頭するのも良いかもしれません。
 一つ目の★は高音部を飾るベルの音。
 スペクトルというからには星が輝かしい光を放っていなければ
なりませんね。星の輝きを連想させてくれます。
 2つ目の星はピッコロでした。これはベルの星と同一旋律を
奏でていてより輝かしい星を感じさせると思います。
しかも芸竜作さんのイメージであるピッコロのトリルが
あって、作者らしい一面が伺えました。
 クラリネットの部は2部が主体になっていて星の旋律の
オクターブの分野を担っているものと副旋律のパート。
つまり補佐としての役割があるのではないでしょうか。
 高音クラリネットは星の旋律を演出している部分があり
音域の広がりがさらに高まっていったと思います。
 ここにオーケストラとしての魅力があるのだと
私は感じました。
 次に曲を眺めてみますと、また新たなる星を見つけることが出来ました。
サックスとトランペットの4つの旋律です。
私的に主旋律に最も関わりが深いのはこの2つの楽器では
ないのかと思いました。
 高音サックスが主旋律を。低音サックスは伴奏を補佐しており
またトランペットも同じ仕様かと思います。
 ただ単なるコードではなくベースの味を感じさせる印象を
受けたわけです。この行進曲を彷佛とさせるこのリズムは
低音サックスから構成されているのではないでしょうか。
 またメロディサックスの最も光る部分は中間部の
主旋律として浮上してくる部分ではないでしょうか。
具体的には73から始まる部分とでもいいましょう、私は
芸竜作さんが時折いれるサックスの演奏が好きです。
 ファファミ〜ソ〜ドからなる部分。これはいろいろな場面と
言いましょうか、想像力をわきたたせてくれるような
夢心地がする良い部分だと思います。
 私はこの部分においていったいどんな世界を考えていらしていたのか
非常に興味がわきました。
 私が想像したのはパレードを見て心身から夢心地に浸っている
人達ではないでしょうか。あまりにもすばらしいパレードに
客は心からその世界に没頭し感動を味わっているのです。

   芸竜作さんの仕様.....それはトロンボーンを伴奏として
使用されていることですね。見た目はおそらく3部に分かれて
いるのでしょうか。やや柔らかいイメージに使用されて
いるようです。
 中間部でもコードとしての役割があって曲としての
広がりを感じ取ることが出来ました。
 ただフィナーレの部分におきましてはベース気味に
なっておりそのあたりが何か意味ありげな予感がしましたね。
 ただし、この曲においての伴奏のメインを飾る意味と
しましてはホルンの方が印象深いかなと思ったわけです。
 トロンボーンの方はベース風のリズムへ変貌していったのに
対しこのホルンにおいては最初から最後までずっと
伴奏としての役割を果たしていました。
 やはり伴奏の主役はホルンかなと印象を受けたわけです。
ただトロンボーンの流れるようなコードやサックス部の
伴奏などはやはり芸竜作さんならではの曲の魅力を
感じ取ることが出来たのです。

 打楽器はオーケストラでは重要なパートだと思いますね。
この曲からも打楽器が曲の勢いをさらに高めています。
何故ならそのダイナミックさやアクセントを要するこの
分野において欠かせないパーカッションではないでしょうか。
 芸竜作さんの曲で最も始めに聴いた曲はトワイライトエクスプレスという
曲でありました。その曲は私もそういった曲風をめざしているためか
非常に気に入りました。
 まさしく単にパーカッションという物ではなく打楽器そのものが
汽車になっていたのです。芸竜作さんのドラムパートは
単なるアクセントではいいあらわせないような生命力があり
まさしく一言で言いあらわせれば汽車のような豪快さを感じることが
できるのではないでしょうか。

 もう一つティンパニとの融合によりさらに深い音色を確立している
という事実を忘れてはいけません。
 やはりこの楽器は打楽器との関連性が高いのではないかと
思わせるのであります。それは芸竜作さんの作品を見ても
十分に納得することができるでしょう。

 この曲のベースは2つあるようです。
しかし、低音トロンボーンでも十分すぎる音色の広がりなのですが
さらにバリトンサックスとチューバの二段構えですか.............
もう鬼に金棒といった感じですね。
 リズム的には音域を広げるという意味あいでしょうか。
タータリズムを根底で支えているといった感じです。
目立たない印象を受けるのですが、たしかに音域の広がりを
感じることがよくわかります。

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 今回は私に献呈していた芸竜作さんにお礼を申し上げます。
 静かな夜にいくつもの輝く星をさがすことができました。
最近、まったくテーマパークなるものに行ったことのない私にとって
夢心地な気分を味わえたかと思います。
 MIDIに出会えたのもなにかの縁かもしれませんし
こうやってネットを介して交流をはかることができたということも
一つの夢の中に光る一つの星であるのかもしれません。

 いずれにせよこういった大切な星の一つ一つは大切に
していかないといけないなと思いました。

.......すべての星がそろったときに自分の心の中のパレードは
大きく歩み始めるのでしょう。